自家菜園が『四季野風土菜園』に変わりました!
沢山の協力会社と始めた乾燥食品と乾燥機械販売会社『四季野風土』も少しずつ動き出しました。
元々、地元加賀野菜・果物を中心に有機・無農薬原料を集めて、食に高い理想を求める方々に、オールシーズンで食材を供給したい仲間で始めましたが、色々なアイデアが次々出てきて、一部は自分で作るのが手っ取り早いと言うことで始めてみたわけです。
まず、焼き鳥や焼肉に大人気の『柚子胡椒』ですが、現在市販やお店で供給されている柚子胡椒は練り物なので、食品衛生上殺菌や保存料が必須となります。これはしょうが無いことです。
そこで我々は、柚子粉末(自家)と唐辛子粉末(自家)と能登塩(九谷釜で作った)を粉末のままでミックスして販売し、お客様が水を入れて練り込むと言う方法で、添加物無しで素材のみの柚子胡椒を作ってみたところ、市販には無い高級な柚子胡椒が出来上がりました。
先日、中国ハルピンでも試食会をしたところ、中国には無いこの辛み満載の味に大絶賛を頂きました。
写真は、岩手県に伝わる『南部大長南蛮』と言う品種の大型唐辛子の種を蒔いて、発芽したところです。
加賀特産カボチャ『味平』の種も蒔いてみました。スクスクと成長中です。
味平くんは甘みが強く、黄色が綺麗な人気のカボチャです。
『離乳食や老人食』に使いたいという要望が強く、農薬・化学肥料は御法度です。
取りあえず今年は、11株作ってみます。
こちらは、『沖縄島オクラ』と言って、丸形(普通は6角)オクラで、収穫が遅れても硬くならないという特性があります。
このオクラは、『野菜チップミックス』(加賀レンコン⇒花粉症に効果有り、へきなんニンジン、ブロッコリ⇒免疫向上・ガン抑制効果有り、エンドウ、タマネギ、トマト、ゴボウなど)に入れてほしいとの希望から作ってみました。
オクラのヌメリのルチンは、胃潰瘍や大腸ガンの予防に効果が有ることが分かっています。
去年の暮れに植えた『スナックエンドウ』です。
さっと茹でて乾燥しました。ポリポリ食べると口の中でふやけてきて大変美味しいです。
乾燥すると縮んで黒に近い緑色になりますが、水に5分ほど漬けておくと元の緑の茹でたてに戻ります。
おまけは、香りの『朝倉山椒』です。今年10本植えました。
これをどうするかと言うと、山椒の実は成熟すると茶色くなって種は黒くなります。
ウナギ料理などに出てくる山椒の粉は、葉とまぜたこの茶色い粉ですが、実が青い内に収穫して常温除湿乾燥で粉末にすると、香りがそのままの鮮やかな緑の『高級青山椒粉末』が出来上がります。
ただ、山椒は柑橘類ですので、アゲハチョウが産卵に来て、葉っぱを幼虫に食い荒らされるのが悩みの種です。
と言うところが、新しく始めた こうご期待の作物達です。
去年のイチゴは、大風で葉っぱを吹き飛ばされて散々でしたので、今年は風よけをしました。
今年から、通路の所に生えているクローバーを刈らないで、虫たちの隠れ家にしてあげたところ、早速今朝はニョロニョロ蛇のご登場でした。
3年目の『巨峰』は、沢山蕾を付けました。
何個ぐらい成らそうかと、思案中です。
てな訳で、ボチボチと趣味と実益に励んでいます・・