団塊おやじの徒然からの逃避録

お金を出してでも、中国人に学べですって~ 何それ?

   

連休も残すところ後1日になりましたが、連休中は人ごみが苦手な我輩としましては、野良仕事と読書に明け暮れまていました。
その中の一冊で、変な題名に引かれて買って読んだ本をご紹介します。

中国人ご覧の通りの、長ったらしいが、何という意味深な題名でしょう~!

筆者いわく
平均値で言えば、中国人の能力が日本人に勝ることは、本当にない。
仕事のチームワーク、人の誠実さ、ミッション達成の確実性、長期的な視野を持つこと、全部日本人の方が上である。ただ、ひとつのことを除いては。
日本人が中国人に金を積んでも学ぶべき、たったひとつのことがある。
それは、不安定な世の中をいかに生き抜くか、である。
日本と中国、もっとも違うのは、この一点である。


と、15年間中国で暮らした女性の言葉ですから、当らずとも遠からず、かな? と思って買って読んで見たわけです。

確かに見習うべきかな、と思われる箇所を抜粋してみますと

1.生命力を上げること
生き抜く基本のキは食である。男の子にも料理を覚えさせよ。
中国男子はほぼ全員できる。その方が絶対に女にもてる。
結果的に自分の生きる範囲を広げることにも繋がる。
中国人は幸せについて、非常にストレートで、幸せとは
家族があること、子供がいること、お金があること、以上
2.一人で、職は2つ以上持つ
これが中国人と日本人の一番違うところです。
中国人は、公務員でも会社員でも90%以上が別の仕事を持っている。
収入をひとつに絞らないというのは、不安定な社会を生き抜く中国人の
基本的なリスクヘッジである。
日本人にもこの傾向が出てきたため、政府はマイナンバーを導入か?
3.夫婦とも職を持て
今まで、日本は女性に長期の安定した職を与えないこと、まともな賃金を
渡さないことで、幅広い男性に女性が行き渡るようにして来た。
今後のエリート男性は、中国と同じく、自分と同じ学歴と職場、収入、
社会的立場を求め、自分に不測の事態が発生したときのリスクヘッジを
妻にもしてもらいたくなって来る。
4.若いうちに勝負を決める
5.仲間を作る

6.海外にルートを持っておく

等々、色々と生々しいノーハウが詰まっていますが、ここでは詳細には書けませんので、興味のある方は是非一読されることをお勧めします。

さて、中国人に関する本を読んでいましたら、私が中国人とかかわりを持つようになった頃のことを、フト思い出しました。
今から15年ほど前のことですが、当時勤めていた繊維会社は、一部上場企業の子会社でありながら、繊維という斜陽産業であると言うことも手伝って、日本人の就職希望者が全く居なくなってしまいました。
そこで、当時普及しだした『中国人研修制度』を利用して、人員を確保しようと言うことになり、早速中国へと面接に出張することになりました。

00000003この子達が第1回目の研修候補生です。約30名の応募者の中から、筆記試験、技能試験、性格等を見極めて、6人を選定するわけです。

103_0304そしてこの子達が難関を潜り抜け、研修生に選ばれた優秀なお嬢さん達です。写真は日本で3年間の研修を終え、帰国後天津で再開した時のものです。
来日当初はどうなるかと思いましたが、随分垢抜けしてしまいました。
当時は3年間研修を頑張り、帰国すれば田舎では家が1軒建つほどの貯金が出来たものでしたが、今は中国の人件費も高騰し、中々研修生を採用するのも難しいようです。
私は1期生から10期生まで、つまり10年間研修生とお付き合いをさせて頂きました。
思い返せば、最初は面食らうことや難しいことも沢山ありました。

しかし、今回この本を読み進めるにあたり、頷けることで一杯でした。
もっと早くにこのような情報を得られていたら、もっともっと研修生を通してお互いに良い関係と学習が出来たのではないかと残念です。

時々、本ブログにコメントを投稿してくださるミセス・アンも、研修生としてお世話になった、優秀なリーダーの一人です。お世話になりました!

 - 雑記